先日行われた、国材の勉強会に使われた、我々木型業界で使われているロシア産紅松の松ぼっくりです。
国産では無いくらいの大きさのものです。
私も実際には植えているものを見たことがありませんが、直径で40~70cmが一般で、1.5m位のものもあるそうです。
木材としてはおとなしく、目も粗くなく、細工しやすく、昔から木工には使用されている材料です。
しかし、ロシアでは禁伐材に指定され、また、ワシントン条約で輸出が禁止になってしまいました。
松ぼっくりの実がトラなどの野生動物の重要な食料のため、森林生態系を支える重要な樹種に指定されたからです。
木型業も、木材を仕入れるのが大変な世の中になるのでしょうか?
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