平成28年7月31日、愛知県碧南市ものづくりセンターにて木型製作技能試験(1級・2級)が1級18名、2級18名で行われました。
残念なことに、受験者数が少ないということで今回で木型の技能試験が廃止が決定しています。
1級が5時間半・2級が5時間で課題の型を、のこぎり、のみ、かんなを巧みに使い立体形状を仕上げていく神業です。
各地域で開催されていますが、この東海地区が一番受験者が多く盛り上がっていると聞きました。
木型はものづくりの根本です。
木型が無ければ産業は成り立ちません。
しかし、知名度がない。
役所の方は木型を知らないので、受験者数の少ないものは廃止にするということです。
木型職人は家具を作れます。
大工はもちろん、どのように作るかという頭の回路はどのものづくりの方より優れていると思います。
今後、何かの形で木型の技能を試す場所が出来るように貢献していきたいと考えています。