12月4日~7日にて千葉の幕張メッセにて第53回技能五輪全国大会があり木型の応援に行ってきました。
木型は、トヨタ自動車様から4名、名古屋・長崎・沖縄の高校から高校生が6名の計10名の選手で行われました。
今年の課題も大したものです。
中には高校一年生が一年弱でこれまでの木型を製作できるのかとびっくりしました。
生徒さんは木型とはを良く知ってみえないようですが、先生が休みもなく指導されることに今後も木型は楽しみだなととてもうれしくなりました。
一度、今の木型を見ていただきたいものです。
NC化になりつつある木型を指定された材料の大きさのものからのこぎり、のみ、かんなで機械を全く使用せずに製作することは競技以外にはありえませんが、工業の原点の木型はここから始まったのです。
NC化になっても木型のノウハウを知っていないと商売出来ない。
しかし、選手たちの木型を製作する真剣さには感動しました。
こちらもこのように作っていくのかなど勉強になります。
選手も様々で、手先が器用だな・腰が入っているな・早いけど少し荒いかななど面白く見学していました。
カンナ盤・帯のこ盤など使わせてあげたいなと思いましたが、あくまでも木型の原点での製作の競技でした。
来年は山形にて開催されるそうです。
競技委員の方にお聞きしたら、来年もっと選手の人数が増えるかも と言ってみえました。
かげながら木型を応援し、広めていきます。
行きの新幹線内で見た富士山は今まで見てきた中で最もきれいな姿でした。
いろいろなふれあい・出会い・経験が出来、有意義な時間でした。